新年あけましておめでとうございます。
旧年中は多くの方にユクハナ クルハナをご覧いただき嬉しく思います。
誠にありがとうございました。
編集部のスタッフ一丸となり美容や商品の使い方・ライフスタイルに役立つ情報発信に全力を尽くしてまいりますので、本年もよろしくお願いします。
いよいよ新たな一年がスタートしましたね!
あなたはどんなお正月を過ごしていますか?
仕事の方もいれば久々に親戚や地元の友人と会う方もいると思います。
一年のスタートを素敵に過ごしていただけるように、今年最初の情報は『お正月の豆知識』について紹介していきます!
「お正月はなぜするのか」「おせち料理の意味」や「初詣の作法」など知っているようで意外と知らないことを掘り下げていきます。
家族にすぐ話してみたり、休み明けに会社の同僚や友人に話したりできるような豆知識ですので話題のひとつとして参考にしてくださいね♪
そもそもお正月ってなぜするの?福をもたらしてくれる神様がいる?!
年の初めを祝うお正月。
そのお正月は年の初めを祝う以外にも意味があるのはご存知ですか?
実はお正月には、新年に幸福をもたらしてくれる『歳神様』を迎え、祀るためにあるんです!
また歳神様は初日の出と一緒に現れると言い伝えられていることから、年始めの日の出(初日の出)もとても重要なものとされています。
新年を迎えることを祝うだけでなく、神様をお迎えしていると知るとさらにめでたさが増しますよね!
そしてお正月には欠かせない『お正月飾り』
お正月飾りと言って思い浮かぶのは、『門松』『しめ飾り』『鏡餅』がありますよね。
当たり前のように飾っていますが、この飾りたちにもきちんと意味があるんです!
◯門松
歳神様が迷うことなく家に来てくださるようにするための目印となる役割がある
◯しめ飾り
しめ縄(神様に神聖な場所であることを示すためのもの)に飾りをつけたもので、しめ縄と同じく神聖な場所であることの表し、魔よけの役割がある
◯鏡餅
歳神様へのお供え物
お餅を大きいものと小さいものを重ねるのは、「福徳が重なる」と意味が込められている
そしてお正月には覚えていてほしい期間があります。
この期間は、年賀状を出す目安や初詣に行く目安にも関係して来るんですよ!
◯三が日:1月1日~1月3日まで
◯松の内:1月1日~1月7日まで
※地域によっては15日までを正月行事を行う期間とされているところもあります。
松の内は、元旦に歳神様をお迎えして家に歳神様が滞在している期間です。
この期間内は新年の挨拶をするのにふさわしい期間とされているため、この期間を目安に挨拶や年賀状を済ませておくのが良いですよ!
元旦は『1月1日の朝』のことを指し、元日は『1月1日』のことを言います。
間違えやすいワードなのでしっかり覚えておいてくださいね!
お正月料理の『おせち』にはどのような意味があるの?
家族や親戚と集まって食べるおせち料理。
色とりどりで、どれも美味しいですよね!
そんなおせち料理には『歳神様にお供えし、家族で楽しむ』ために作った料理という意味があります。
また、おせちに含まれている山海の幸を使った食材にも意味があり『五穀豊穣(ごこくほうじょう)、子孫繁栄、家族の健康・安全』などの祈りが込められているんです。
◯紅白かまぼこ
赤には魔よけ・白には清浄の意味が込められ、日の出を表しているとも言われている
◯伊達巻
見た目が巻物に似ていることから、学問や教養の繁栄への願いが込められている
◯黒豆
邪気を払う意味とまめに働けるようにという意味がある
◯ちょろぎ
シソ科の植物の根っこにある球根で漢字では「長老喜」と書くため、長寿に縁起が良いとされている
◯昆布巻き
「養老昆布(よろこぶ)」とも書けることから、お祝いの意味の他にも不老長寿の意味があり、昆布に「子生(こぶ)」という当て字をすることで、子孫繁栄の意味もあるとも言われてる
◯数の子
ニシンの卵は数が多いことから、子孫繁栄という意味がある
◯栗きんとん
漢字で「栗金団」と書き、金塊や金の小判などに例えられ商売繁盛・金運・財運をもたらす福食
◯田作り
田植肴として田作りを食べて豊作を祈願していたことに由来
◯たたきごぼう
ごぼうは地中にまっすぐ根を張ることから縁起のいい食材とされ、「家や家業がその土地に根付いて安定する」という意味がある
◯錦玉子
黄色と白の2色の卵は金と銀にたとえられていて、おせち料理に華を与えてくれる
おせちを詰める重箱の意味とは?
おせち料理は「めでたさを重ねる」と意味を込めて重箱に詰めることが一般的です。
本来重箱は5段ありましたが、最近では3段のご家庭が多いです。
3段でつくる際の詰め方を紹介していきますね!
※地域によっては詰めるものが異なります。
◯重箱1段目(一の重):祝い肴や軽くつまめる甘めの料理
一番上にくる一の重はおせちの華となる部分のため、子孫繁栄や長寿・金運などに縁起が良いとされる料理を中心的に入れていきます。
※先ほど紹介した【おせちに使われる主な食材】を詰めるのが良いです。
◯重箱2段目(二の重):焼き物
2段目には、出世祈願の意味を込めてエビやタイなど縁起のいい海の幸を詰めるのが良いです。
◯重箱3段目(三の重):煮しめ
2段目に海の幸を詰めたら、最後はレンコンや里芋などの山の幸を詰めるのがおせちの理想的な順番です。
※地域によっては詰めるものが異なります。
◯一の重:黒豆や数の子や伊達巻や栗きんとんなど甘い物
◯二の重:焼き物
◯三の重:煮しめなどの山の幸
◯与の重:酢の物や和え物
◯五の重:空っぽ
最近では酢の物や和え物は量が多くないため別皿にだす家庭が多いですが、もし入れる場合はこのような順番が理想的です。
五段目を空にするのは「今が最高」ではなく「これから富が増える」ことを願ってからなんですよ!
知っておくと自分で作るときにも役に立ちますね♪
次に『初詣』の作法について紹介していきます。
知っておきたい!初詣の作法とは?
お正月には必ずと言っていいほど行く『初詣』
初詣はできれば『三が日』に行けるのが理想的です。
しかし、仕事や用事で三が日に間に合わないときもありますよね。
そんなときは、歳神様がいらっしゃる『松の内』までの間に行けば大丈夫ですよ!
去年の感謝と新たな年の無事と健康を祈願しに行きましょう。
そして参拝する際に大事になってくるのが『作法』です。
神社と寺院それぞれの参拝法を紹介していきますね!
作法は鳥居をくぐる前から始まります。
- 鳥居をくぐる前に服装を整えて、神様に向かって一礼する
※歩く際は真ん中を歩かず、左右どちらかによる - 手水舎で手や口を清める
①右手で柄杓を持ち水を汲み、左手を清める
②左手に柄杓を持ち替え、右手を清める
③右手に持ち替え左手に水を受け、口をすすぐ
④もう一度左手に水をかける
⑤残った水で柄杓の柄を洗い、もとの位置に戻す口をすすぐときは柄杓を口に直接つけるのはやめてくださいね。
- お賽銭をいれ、二礼二拍手一礼で参拝
※二拍手の際に少し手をずらして拍手し、祈る際に手を合わせるのが正しい作法 - 鳥居をくぐる際は神社のほうに向かって軽く会釈をし境内をでる
- 山門をくぐる前に合掌し一礼
※参道の真ん中を歩いても良い - 手水舎で手や口を清める
方法は神社と同じで良い - お線香を焚く香炉がある場合は、その煙で身体を清める
- お賽銭を捧げ、鐘や鈴が鳴らし拍手はせずに目を閉じて合掌する
- 最後に深くお辞儀をする
- 山門を出る際に本堂に向かって合掌
以上が初詣で参拝する際の作法です。
まだ参拝されていない方は参考にしてくださいね。
お賽銭を捧げる際はそれぞれの意味を意識してみてくださいね!
忘れてはいけない鏡開き!無病息災を願って……
お正月に欠かせない飾りの1つである鏡餅は、歳神様へのお供え物です。
そのため、門松を目印にやってきた歳神様が鏡餅に宿ると言われています。
そしてその鏡餅を松の内の期間飾り、松の内を過ぎた『1月11日』の鏡開きの日に無病息災を願って食べることでお力をいただくという風習があります。
※地域によっては15日や20日のところもあります。
お雑煮やお汁粉、砂糖醤油などお好きな料理法で美味しく召し上がってくださいね。
鏡餅は片づけることではなく『食べる』ことが大切なので、お餅が苦手な方はかけらを少し食べるだけでも良いですよ!
素敵な一年の始まりを
毎年何気なく迎えているお正月ですが、調べてみるとたくさんの意味があります。
色んな縁起を担ぎ、良い一年にしていきたいですね。
一年はあっという間に過ぎていきます。
『今年は健康に気をつけて過ごす。』
『大きな仕事を成し遂げる!』
『自分磨きに力を入れて今よりもっと綺麗になる!』
など自分で目標をしっかり決め一日一日を大切に過ごし、後悔のない年にしてくださいね!
あなたにとって素敵な年になりますように……♡