こちらの記事は、tocohana lifeより抜粋しております。
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日本には四季があり、その折々に咲く花の美しさと生命力はわたしたちの心を癒し、元気づけてくれます。
毎月【今月の花】と題し、みなさまの心に花が咲くよう、素敵な花のお話をお届けいたします。
今月のお花はオミナエシ
みなさまこんにちは。
今月ご紹介する花は「オミナエシ(女郎花)」です。
花名の由来には諸説あり、黄色い花が粟飯(あわめし)の粟つぶに似ていることから、粟めしの別名 “女飯(おみなめし)”からつけられたという説や、「オミナ」は女性を指し「エシ」は古語の“へし(圧し)”で、美女を圧倒するほどの美しさからつけられたとする説などがあります。
オミナエシはスイカズラ科オミナエシ属に属する多年草で、100~150cmの草丈に生長して小さな黄色い花を咲かせます。
原産地は日本・東アジアで、開花時期は8~10月です。
『オミナエシ』の花言葉
花言葉は、「親切」「美人」「はかない恋」
『美人』『はかない恋』は、さびしげに秋風に揺れる繊細で女性的な花姿に由来するとされています。
このオミナエシは秋の七草の1つに数えられており、鮮やかな黄色い花と独特な香りで、古くから愛されている花です。
秋の七草
・女郎花(おみなえし) ・尾花(おばな)※すすき ・桔梗(ききょう)
・撫子(なでしこ) ・藤袴(ふじばかま) ・葛(くず) ・萩(はぎ)
・女郎花(おみなえし) ・尾花(おばな)※すすき ・桔梗(ききょう)
・撫子(なでしこ) ・藤袴(ふじばかま) ・葛(くず) ・萩(はぎ)
秋の七草は食するものではなく、鑑賞するためのものです。
まとまって咲く姿がとても美しい『オミナエシ』
山上憶良が詠んだ
「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」
という詩の通り、
秋の七草は観賞して楽しめる花ばかりですが、その中でもオミナエシはまとまって咲く姿がとても美しいです。
ご自宅の庭や鉢で育てて、秋の夜風に揺れる美しい姿を観賞してみてはいかがでしょうか。