ユクハナクルハナ<トコハナロジー公式>

写真を撮られるときのキレイな写り方【真のマナー美人への階段 vol.16】

こちらの記事は、tocohana lifeより抜粋しております。
tocohana lifeに関しては【こちら】をご覧ください。



誰からも一目置かれる素敵な女性には共通点があります。
それは、マナーを心得ていること。
毎月マナーや女性らしいエレガントな所作について、わかりやすくお伝えしてまいります。

このコラムを通して、あなたのお役に立てたら幸いです。
さあ、これであなたも今日からマナー美人!

こんにちは。
マナーサロン・シンデレラ株式会社代表の須釜崇枝です。

3月といえばひな祭りですね。
お雛様を見るといくつになっても心が躍ります。
おだいりさまとおひなさま、ふたりならんですましがお」という童謡の歌詞のように凛とした佇まい。
見ているだけで、こちらも背筋がピンと伸びる思いです。

さて前回はお食事中の姿勢についてお話しましたが、今回は写真撮影のときの美しい立ち方と座り方のポイントをお話します。

「写真を撮られるときは姿勢と笑顔でキレイに写ります」

春はお子様の入園式や卒業式、あるいはご自身の卒業記念など、記念写真を撮る機会が多い時期です。
今回お伝えするポイントは、あらたまった記念撮影以外にも写真撮影のあらゆるシーンで応用できますので、ぜひ試してみてくださいね。


キレイに写るポイント

1. 背筋の伸びた美しい姿勢

まず、猫背ではどんなにオシャレをしても美しさが半減してしまいます。
背筋はピンと伸ばしましょう。

背筋の正し方がわからない方は、壁に後頭部とヒップ、かかとの3点がつくように立ってみてください。
そしてまっすぐ前を見てそのまま一歩前に出るときれいな姿勢が出来上がります。
この時に両肩も壁につくように意識すると、デコルテ(鎖骨の辺り)が広がり、さらにきれいな姿勢になりますよ。

2. 身体の角度

続いてのポイントは身体の角度です。

カメラに対して真正面に身体が向いているよりも、
少し身体が斜めになっていた方がすっきりとスリムに写ります。
立ち姿のときは片足を一歩後ろに引き、引いた脚と同じ方の肩を少し後ろに引きましょう(右足を引く場合は、右肩を引くようにします)。

3. 口角を上げて笑顔を作る

最後に、表情です。
無表情やおすまし顔よりは、やはり笑顔の方が素敵です。

中には歯を出して微笑むのが苦手な方もいらっしゃいますが、
口角が下がっていると不機嫌そうに見えてしまいます。

口を閉じたまま笑顔を作るためには、舌先を上の前歯の裏側に軽く当てて口を閉じ、口角に少し力を入れるとキュッと上がります。
これだけで口角が上がって優しい表情になりますよ。


check!座った姿勢で写真を撮るときのポイント

まず、ひざはくっつけましよう。

ひざが開いていると足元がキレイでなくなってしまいます。
そしてひざから下は、ひざの位置よりも後ろに脚を引いてしまうと脚が短く見えてしまいます。
ひざよりもやや前方に出すと脚長効果があります。
さらに左右のどちらかに脚を流すと女性らしさが増します。