その美しさに、思わず見とれてしまう『トルコキキョウ』【MONTH FLOWER～今月のお花～ vol.21】

日本には四季があり、その折々に咲く花の美しさと生命力はわたしたちの心を癒し、元気づけてくれます。
毎月【今月の花】と題し、みなさまの心に花が咲くよう、素敵な花のお話をお届けいたします。

みなさまこんにちは。
今月ご紹介するお花は「トルコキキョウ」です。

和名のトルコ桔梗（トルコキキョウ）の由来には諸説あり、“トルコ”についてはつぼみの部分がトルコ人のターバンに似ていることから由来しているという説や、花びらの青色がトルコ石を連想させるといった説があります。

“キキョウ”については、花色や花姿がキキョウに似ていることから由来しています。

属名の学名「Eustoma(ユーストマ）」は、ギリシャ語の「eu（良い）」と「stoma(口）」を語源としており、釣り鐘状の花の形に由来すると言われています。

今月のお花『トルコキキョウ』

リンドウ科ユーストマ属に属する一年草で、日本古来の桔梗が属するキキョウ科ではありません。

原産地は北アメリカ南部やメキシコ、南アメリカ北部などで、日本に持ち込まれたのは1930年頃です。
品種改良が進み、優雅な八重咲きの花が花束やブーケとしてよく使われるようになりました。

品種改良により花色も様々で、
白・黄・青・ピンク・緑・紫・茶などがあります。

トルコキキョウで花径が最大級となる品種「レイナホワイト」は、フリルの白色系の八重 咲きで花径10～12cmにもなる巨大輪が特徴です。
「レイナ」とはスペイン語で「女王」を意味し、優雅さと気品をあわせ持ったとても人気のある品種です。

『トルコキキョウ』の花言葉

花言葉は、すがすがしい美しさ、優美、希望です。


色別の花言葉は

と、女性らしい美しさや気品あふれる雰囲気が感じられる言葉が並んでいます。
その美しさに、思わず見とれてしまうトルコキキョウ。


大切な方へのプレゼントに最適です。
ぜひお花屋さんで見つけたら、手に取ってみてください。