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最近オンラインでやりとりする機会が増えましたよね。
画面越しでのコミュニケーションとなるので、どう見えているかを不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
前回もお伝えしましたが、
まず自分で出来ることは、ZOOMの画面を見ながらメイクを仕上げること。
顔を正面から見て、立体的に見えたらOK。
チークはふんわりではなく、ほおから耳方向へややシャープに入れる。
(この方法は、普段のメイクではしないでくださいね~)
また、デジタルで見ると極端に陰影の差が出てしまいます。
微妙なグラデーションを表現するのが難しいんです。
※相手のネット環境は変えられないので、自分の見え方とは異なってしまいますが仕方ありません。
デジタルでは表現できないのが肉眼の世界
肉眼では気にならないのに、オンラインでみると、自分の顔をみて影がきつくみえたり、
「私って、こんなに怖い顔だっけ??」と思うことありませんか?
肉眼とデジタルの違い
写真を見た時、光を当てていないと、こんなに暗いのね、と悲しくなる…
言い方を変えると、肉眼ってすごい能力です。
膨大な情報を自分が見たいように、間引きながら見ているのが肉眼なんです。
オンラインはデジタルだから、やや極端に見えてしまいます。
デジタルには、まろやかさとか、イキイキとした肌の質感とか、肉眼で見るやさしさは一切ありません。
デジタルには何となく、がないのです。
元気に見せたくて赤い口紅を塗ったら、オンラインで見ると口だけが赤く目立ってた…なんてことはよくあります。
アプリで加工した自分の顔を見て、ギョっとするのと同じですね。
「目の下のくまが気になります!」という質問にお答えします。
これも同じですが、上からのライト、一方向からの光は影が出来やすいので、光の当て方を工夫してみること。
室内で、上からの蛍光灯だけだと顔が怖く見えてしまいます。
また、目の下を明るくした方が、オンラインではキレイに見えるので、光をキレイに跳ね返すためにファンデーションや、キラっとする下地を塗ってみるのもオススメです。
「キレイな人とは、キレイな光を反射している人のこと。」
以前、カメラマンさんに教えていただいた言葉が私の頭をよぎりました。
パソコンや携帯のカメラで撮っている映像は顔をそのまま見ているのではなく、反射された光をデジタルに置き換えています。
ちなみに、ZOOMの機能で顔を明るくする肌調整機能がついているけど、私は好きではないんですよね。
写真加工アプリと同じで、顔が白く、肌がフラット(平ら)に見えるので、違和感を感じるし、大勢の人の中で目立たなくなります。
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▼本日の講師
美塾講師 延 佐智子