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節分の食べものと謂れ【真のマナー美人への階段 vol.3】

こちらの記事は、tocohana lifeより抜粋しております。
tocohana lifeに関しては【こちら】をご覧ください。



誰からも一目置かれる素敵な女性には共通点があります。
それは、マナーを心得ていること。
毎月マナーや女性らしいエレガントな所作について、わかりやすくお伝えしてまいります。

このコラムを通して、あなたのお役に立てたら幸いです。
さあ、これであなたも今日からマナー美人!



こんにちは。
マナーサロン・シンデレラ株式会社 代表の須釜崇枝です。
お正月気分も抜け、今年も早1ヶ月が過ぎてしまった今日この頃です。
そして、節分の時期がやってきました。

子どもの頃はお豆をたくさん食べたくて、早く大人になりたいと思ったものです。
最近は年齢の数だけ食べることが、逆にしんどくなってきました(苦笑)。


節分の食べものと謂れ

節分に、恵方巻を食べるようになったのは…

さて、節分と言えば豆まきのほかに、最近では恵方巻を食べる習慣が根付きましたね。

もともとは大阪辺りで節分の日に太巻きずしを食べる習慣があり、1980年代後半に商業目的でその文化が広められ、全国的にその習慣が広まった、と言われています。
なので関東で育った私の子ども時代には、節分に太巻きずしを食べる習慣はありませんでした。

恵方巻を食べる習慣が全国的にメジャーになったのは、まだごく最近のことです。

今年の『恵方』は…北北西やや北!!

食べ方は、もう皆さんよくご存じかもしれませんね。
2月3日の節分の日にその年の恵方(吉方)を向いて、願い事をしながら一気に一本食べきると願いが叶うと言われています。

ちなみに2022年の恵方は北北西やや北だそうです。

『今年叶えたい夢がある』という方は、試してみても良いかもしれませんね。


そして、恵方巻以外にも、昔から節分に食べられていた食べものがります。
それは…

知ってた?”イワシとこんにやく”が節分に食べられていた

イワシ

イワシは焼いた時の香りが鬼を寄せ付けない、とされています。
最近ではあまり見かけなくなりましたが、『ヒイラギいわし』という魔除けの方法も昔からの風習です。

トゲトゲとした葉をつけたヒイラギの枝に焼いたイワシの頭を刺したものを玄関先にかけておく、というものです。
私の実家では、最近まで毎年行っていました。

こんにゃく

こんにゃくも節分にこのんで食べられてきた食べ物です。

節分は2月3日とされていますが、節分は実は年4回あります。
暦では立春、立夏、立秋、立冬という季節の変わり目の日があります。
それらの先日が節分にあたります。

こんにゃくはプルンプルンとした食感の食べ物ですので、内臓に溜まっている不要なものを身体の外へ排出する手伝いをしてくれます。
身体のお掃除を定期的に行うために、こんにゃくが季節ごとの節分の日に食べられるようになりました。

美容と健康にうってつけの女性には嬉しい食べ物ですね。

食べ方は、おでんや刺身こんにゃくのほかに、味噌田楽も簡単で美味しく、そして今の時期にはいいですね。



今年最初の節分に美容と健康に良いこんにゃくをいただいて、更に美しさに磨きをかける一年にしてみてはいかがでしょうか。
それでは、また来月お会いしましょう。