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日本には四季があり、その折々に咲く花の美しさと生命力はわたしたちの心を癒し、元気づけてくれます。
毎月【今月の花】と題し、みなさまの心に花が咲くよう、素敵な花のお話をお届けいたします。
みなさまこんにちは。
春の陽気が立ち込める、気持ちのいい季節がやってきました。
今月ご紹介するのは、そんな季節にぴったりの花、『ミモザ(ギンヨウアカシア)』です。
ミモザという名前は、本来オジギソウ属(Mimosa)を指す植物名ですが、フサアカシア(アカシア属)の葉がオジギソウのものに似てることから、誤ってフサアカシアをミモザと呼ぶようになりました。
今月のお花『ミモザ』
ミモザは、マメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称で、多くの園芸品種がありますが、暖地でよく見られるのは銀葉アカシアやフサアカシアです。
銀葉アカシアは名前の通り銀白色を帯びた葉を持ち、フサアカシアは葉色が緑でミモザの名で知られています。
いずれも生長が非常に早く樹高が10m以上にもなり、2~3月の開花時期には木全体が黄色く染まるほど、黄色い小さな花が集まった球体の花を多数咲かせ、とてもいい香りを漂わせます。
また、3月8日の国際女性デーに合わせて、イタリアではミモザの花をシンボルとし、男性が妻や彼女、母など女性へ日ごろの感謝の気持ちを込めてミモザの花を贈ることが習慣となっています。
そのため、3月8日はミモザの日とも呼ばれています。
『ミモザ』の花言葉
花言葉は『感謝』『友情』『優雅』『思いやり』『堅実』
どれも美しさや愛情のこもった言葉ばかり並びます。
また花の色によって
オレンジ:エレガント
黄色:秘密の恋
白色:頼られる人
といった花言葉を持っています。
可愛らしく元気な明るい花『ミモザ』
お部屋のインテリアとして、またドライフラワーとしても長い期間鑑賞することができ、とても人気の高い花です。
イタリアのミモザの日のように、感謝の気持ちや愛を伝える贈り物としてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
心に花を、みなさまの毎日に花が咲きますように・・・