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披露宴の招待状への返信で、マナー美人に!【真のマナー美人への階段 vol.5】

こちらの記事は、tocohana lifeより抜粋しております。
tocohana lifeに関しては【こちら】をご覧ください。

誰からも一目置かれる素敵な女性には共通点があります。
それは、マナーを心得ていること。
毎月マナーや女性らしいエレガントな所作について、わかりやすくお伝えしてまいります。

このコラムを通して、あなたのお役に立てたら幸いです。
さあ、これであなたも今日からマナー美人!


こんにちは。
マナーサロン・シンデレラ株式会社代表の須釜崇枝です。
4月は私の大好きな桜のシーズン。
なぜ桜が好きかと申しますと……桜は華がある上に散っていく姿も美しく、そして潔さを感じるからです。
さて、ジューンブライドという言葉がありますが、6月は一年の中でも挙式の多い時期のーつです。
ジューンブライドの新郎新婦から、そろそろ招待状が届く方もいらっしゃるかもしれません。


披露宴の招待状への返信マナー

披露宴の招待状への返信で、マナー美人に!

招待状が届いたら、出席の場合は1週間以内に返信するようにしましょう。
速やかに出席の連絡をすることにより、「慶んで祝福に伺います。」という気持ちが伝わるからです。
逆に欠席の場合は、すぐに返信をすると失礼になってしまいます。
とは言っても、出欠の人数がわからないと 新郎新婦が準備を進められなくなってしまいます。
2週間以内には返信するようにしましょう。
返信の書き方で「マナー美人度」がわかるものです。





正しい返信の書き方

宛名はお名前の後が「行」になっていますので、返信の際には「行」を二重斜線で消し、「様」に書き換えます。
返信欄にも二重斜線や二重線を引く個所があります。

●御芳名
●御住所
●お電話番号

御芳名、御住所、お電話番号といった言葉は、ゲストである私たちに向けての尊敬語です。
返信の際には「御」や「お」といった接頭語は消しましょう。
また「芳名」は「御名前」の尊敬語ですので、「芳」の字も消します。




二重斜線と二重線の使い分けですが、一文字消す場合には右上から左下へ向けた二重の斜線で消します。
二文字以上の文字を消す時には二重線を用います。(縦書きの場合には、縦の二重線、横書きの場合は横の二重線。)
いずれの場合もフリーハンドで線を引くのではなく、定規を使いましょう。
出席、欠席についても同様です。
出席の場合には「御」に 二重斜線、「御欠席」に二重線を引き、出席を〇で囲みます。


更にマナー美人度を上げるポイント

「出席」の前に「慶んで」、「出席」の後に「させていただきます」と付け加えることにより、丁寧な返信となります。
お祝いの言葉もひと言添えると良いですね。
欠席の場合は、お祝いの言葉と共に「とても残念ですがやむを得ない事情により欠席させていただきます」と添えることで、「本当はお祝いに駆けつけたいけれど、どうしても伺うことができない」という気持ちが伝わるでしょう。
また、返信文には「、」や「。」といった句読点を使わないようにしましょう。
句読点には「区切り」や「終わり」の意味がありますので、お祝い事に用いるのは好ましくないからです。