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長風呂すると美肌に効果的ってウソ?ホント?その真相に迫る!

こんにちは!
ユクハナ クルハナ編集部です。
記事を読んでくださり、ありがとうございます♪


ユククルネリネ・第2弾のお風呂企画!

PART1ではお風呂の効果、オススメグッズについて
めんどくさいお風呂が美意識を磨く?!入浴することで得る嬉しい効果とは?

PART2では入浴の基本、正しい入り方や洗う順番について
リラックスに効果抜群!基本の入浴方法や入浴時間とは

PART3では番外編として、温泉とサウナの正しい入り方について
知らなきゃもったいない!温泉・サウナの効果をUPさせる正しい入り方とは?

をご紹介させていただきました!
まだチェックされてない方はこちらもご覧ください!


今回は長風呂するメリットとデメリットについてご紹介します!
お風呂に入るのは自分だけの時間がゆっくり流れているような気がして、とても気持ちが良いですよね。

入浴剤を入れた湯船の中でフェイスパックをしてみたり、キャンドルを焚いたりスマホで動画を見たり……。
1日の終わりに、温まりながらゆっくりと過ごせると幸せですね♪

でも気が付けばお風呂に入って1時間、2時間と長く入り過ぎていたりすることも。
長くお風呂に入り過ぎると具合が悪くなったり指や足先の皮膚がふやけてしわしわになっていたり……。

そんな事になると、


『長風呂するのは、良いことなの?』
『あえて長風呂したいときはどんな入り方をすると良いの?』
『長風呂以外にも、お風呂でしてはいけないことはあるの?』



といった疑問が浮かんでくるかもしれません。
そんな疑問をこの記事で解消していきましょう!


長風呂をすることで得られる3つの効果


長風呂をするのはあまり良くないとされていますが、実は嬉しい効果もあります。

長風呂の効果1:身体を温めることができる

長風呂すると、身体を芯から温めることができます。
身体が芯から温められることで、血行が促進され冷え症が改善されます♪

ただし、冷えが改善するといっても一時的なものに過ぎません。
お風呂から上がったら、足先からくる冷えを防ぐために靴下をすぐに履くようにしましょう。

長風呂の効果2:身体がリラックスできる

長風呂をして血行が良くなると、血管中の老廃物が流され、全身のコリやむくみが楽になります。

コリやむくみが取れると身体が楽になってリラックスできます。
リラックスすると、思考も柔軟になり良いひらめきも得られますよ♪

長風呂の効果3:汗を流してデトックスできる

長風呂すると身体が温められて、汗を大量にかきますよね。
汗をかくことによって、身体の中の老廃物も一緒に流してくれます。
また、開いた毛穴から汚れも汗と一緒に流されて美肌効果もあります。

ただし、汗を流しすぎると脱水症状になりかねません。
必ずお風呂に入る前と入った後は、コップ1杯の常温の水を飲むようにしましょう。


このように少ないですが、長風呂することで得られる良い効果はあります。


長風呂をすることで起こる5つの危険


長風呂をすると、デメリットが5つもあるんです。
先ほど紹介した長風呂をすることで得られる3つのメリットよりも数が多いですね。
具体的にどのような危険があるのか、早速見ていきましょう。

長風呂の危険性その1:のぼせる

長風呂をしてお風呂から出た時に、以下の症状を経験したことはありませんか?


・立ちくらみやめまい
・吐き気や嘔吐
・頭痛
・動悸
・顔面蒼白



このような症状は、お風呂でのぼせた時に起こる代表的な症状です。
酷くなると意識を失うこともあります。

長風呂の危険性その2:乾燥肌になる

熱い温度で長風呂をすると、肌を守るために必要な皮脂や保湿成分がお湯に溶けて流されます。
皮脂や保湿成分が流れてしまうと、肌にある水分の蒸発を防げず、肌が乾燥してしまうのです。

また、さら湯の状態(水道水のままのお湯)のお風呂だと塩素(カルキ)が含まれているため、皮脂や保湿成分がなくなった肌に肌荒れの原因となるダメージが与えられます。

長風呂の危険性その3:水道光熱費が高くなる

当たり前ですが、長くお湯に浸かっているとお湯が冷めてしまいますよね。
特に寒い時期はお湯が冷めると身体も冷えてしまうため、追い焚きをします。

そうすると、どうしても水道光熱費が高くなってしまいます。

長風呂の危険性その4:寝つきが悪くなる

長風呂をすると温まって、身体はリラックスできますよね。

しかし長風呂をしたり熱めのお湯に浸かると、運動や仕事などを行うときと同じ交感神経が刺激を受けます。
交感神経に刺激を与えると、身体はリラックスできても精神的にリラックスできない状態になり、長風呂をした後に眠ろうとしても寝つきが悪くなったり眠りの質が悪くなったりして寝不足になってしまいます。

長風呂の危険性その5:心筋梗塞が起こるリスクがある

水圧がかかって血行は良くなります。
血行が良くなるということは、血流が早くなるということですね。

そうすると、血を流すポンプの役割を果たしている心臓に急激な負荷がかかってしまいます。

短時間であればあまり問題はありませんが、長時間になると心臓に負荷がかかります。

これによって心筋梗塞になる危険があるのです。


お風呂には長風呂以外にも危険がある?!


ここまで長風呂のメリットとデメリットについてご紹介しました。
しかしお風呂に入る時に気をつけるべきことは、長風呂だけではありません。
ここでは、お風呂に潜むさらに2つの危険を対策方法と一緒にご紹介します。

ヒートショック

ヒートショックとは、急激な温度の変化で身体に大きな負荷がかかることです。

ヒートショックが起こる原因


特に冬の寒い時期に多く、暖かい居間から寒い風呂場に移動すると、熱を奪われないように血管を縮め血圧が上昇しますね。
その後、温かいお風呂に浸かると血管が広がって急激に血圧が下がり、さらにお風呂の温度が熱かったり長く浸かりすぎたりするとまた血圧は急激に上がります。

このように何度も急激に血圧が変動すると、血液を循環させるポンプの役割を担う心臓に大きな負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中を起こすことにつながりかねません。

ヒートショックを起こさないために


ヒートショックが起きる主な原因は、部屋の寒暖差です。
そのため、浴室や脱衣所を温めるようにするだけで十分な予防につながります。

また冷え込む深夜の入浴は避け、早めの時間に入浴するのも大切です。

一番風呂

一番風呂は、お湯もキレイで入っていてとても気持ちが良いですよね。

しかし、お湯がキレイなほど肌に熱を伝えてしまうんです。
熱が伝わりすぎると、疲れやすくなったり身体への負担も大きなものとなります。
またキレイなお湯は塩素も強いため、ビタミンやミネラルが奪われやすく乾燥肌の原因にもなります。

どうしても一番風呂しか入ることができない場合は


不純物として入浴剤を入れて入ることで、熱の伝わり方が優しくなります。

また塩素を緩和させるために、市販されている塩素中和剤を使うのもオススメです。
あるいはビタミンやミネラルを補うために、柑橘系の果物の皮を入れるのもいいですよ♪


どうしても長風呂したいときは……


長風呂にはメリットよりも、デメリットの方が多いことがわかりましたね。
とはいえ、長くお湯に浸かりたい時もあるかと思います。

そんなときは少し長めの半身浴にして、ゆっくり身体を温めるようにしましょう。

半身浴をする際のポイント

長時間半身浴をするときは、以下のことに気をつけましょう。

お湯の温度と量に気をつける。

お湯の温度は、37〜39度のぬるめの温度に設定しましょう。
この温度は睡眠中や食事の消化中に働く副交感神経を刺激します。
つまり、精神的にもリラックスできる温度ということですね。

そしてお湯の量は、入浴した際に心臓より低い位置になる湯量にしましょう。
心臓より高い位置までお湯をためると心臓に水圧がかかり、心筋梗塞になるリスクも高くなります。


保湿効果のある入浴剤を入れる。

ぬるめのお湯でも長時間入っていると、皮脂や保湿成分はどうしても流されてしまいます。
また水道水のままだと塩素によって、肌にダメージが与えられてしまいます。

皮脂や保湿成分を守るためにも、保湿効果のある入浴剤をいれましょう。


入浴中は水分補給をする。

半身浴をする前後の水分補給はもちろん、半身浴中も水分補給を行いましょう。

コップ1杯分の常温の水を蓋つきのペットボトルや水筒に入れて用意すると良いですよ。


入浴時間は長くても30分にしましょう。

半身浴なら長風呂をしても良いといっても、1時間や2時間お湯に浸かるのは良くありません。

通常は10分〜15分程度が良いとされていますから、その倍の時間の30分が最長時間といえます。


知っておくだけで危険は回避できる!


お風呂はリラックスできる場所ですが、気を付けなければならないこともあるとわかりましたね!


✔長風呂をしない。(10分~15分ほどの入浴が良い)
✔長くつかりたいときは半身浴をする。(最長30分)
✔入る前後はコップ1杯の水分補給をする。
✔お湯は熱くし過ぎない。(37度~39度程が最適)
✔浴室や脱衣所は温かくしておく。
✔入浴剤で肌ダメージを緩和する。


以上のことさえ気を付けられれば、お風呂に潜む危険は回避できます♪
これで肌の乾燥や命の危険をお風呂で感じる必要はありません。

実践して楽しく、安心してお風呂に入れるようになりましょう!

次回はさらにキレイになるための『入浴中と入浴後の過ごし方』についてご紹介します。

お楽しみに♪