こちらの記事は、tocohana lifeより抜粋しております。
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誰からも一目置かれる素敵な女性には共通点があります。
それは、マナーを心得ていること。
毎月マナーや女性らしいエレガントな所作について、わかりやすくお伝えしてまいります。

このコラムを通して、あなたのお役に立てたら幸いです。
さあ、これであなたも今日からマナー美人!



こんにちは。マナーサロン・シンデレラ株式会社代表の須釜崇枝です。
先月号は「披露宴の招待状への返信のマナー」でしたね。今月も結婚式・披露宴にまつわるマナーです。


袱紗(ふくさ)の使い方

結婚式や披露宴に伺う時にあなたはどのようにご祝儀袋を持っていかれますか?

袱紗に包んで持参しますか?

それともご祝儀袋のままでしょうか?

袱紗を持っていないという方は、ぜひご用意されることをお勧めします。
袱紗とはご祝儀袋に限らず、ご進物や金封を包む布のことです。
小型の風呂敷のようなものですね。





いまさら聞けない!袱紗のQ&A

Q.袱紗はどうして必要なのでしょうか?

A.袱紗はご祝儀袋などの金封やご進物を挨や汚れから守るために使われます。

例えば、ご祝儀袋のまま持ち歩いた場合バッグの中でヨレヨレになってしまったり、水引が折れてしまったり、手の汚れがついてしまったりすることもあります。
そのようなことを防ぐために袱紗を用います。

Q.袱紗を使わないことはマナー違反でしょうか?

A.もしもご自分がお祝いされる側だった場合に、ご祝儀袋が汚れていたり折れていたら、どのような気持ちになりますか?

悲しくなりませんか?

言い換えると、心から二人のご結婚をお祝いする気持ちがあっても、その気持ちがお二人にきちんと伝わるどころか逆に半減してしまうことでしょう。

また冠婚葬祭の場には様々な年齢の方が参列されます。
ご親族のご年配の方々の中には、「あら、まあ。袱紗をご存知ないのかしら?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。



Check!袱紗を揃えてマナー美人に!

袱紗には、

結婚式などのご祝儀を包む慶事用
お葬式のお香典などを包む弔事用
慶弔両方に使えるタイプ

もあります。
また、風呂敷のような一枚の布のタイプと金封を入れて蓋をする袋タイプがあります。
最近ではおしゃれなものも増えています。

こういうものは予め用意しておかないと、いざという時に慌ててしまうことになるかもしれません。

大人の女性として、この機会に慶事用と弔事用の袱紗を揃えられてみてはいかがでしょうか?