こちらの記事は、tocohana lifeより抜粋しております。
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メイクの所作で心も環境も美しく「紅を差す」

口紅を美しい所作で丁寧につける習慣が心を磨き、魅力を際立たせ、環境までキレイにします。
メイクの生徒様がお手洗いでお化粧直しをしていたら、
「口紅をつける姿がとってもステキで、声をかけずにはいられなくなりました！」
と声をかけられたそうです。

顔がキレイになるのにはプロセスがあります。

その一つが メイクの所作
最近「紅を差す」という言葉を、あまり使わなくなりました。
リップスティックを使って「口紅を塗る」というのが今では 一般的な表現になっています。
現在普通に使われている言葉は「口紅を塗る」「ペンキを塗る」ように、平面的に均一に仕上げるようなニュアンスがあります。

江戸時代にさかのぼると…

紅は高価なものでした。
江戸女性は地味な着物に、決め色の赤をどこかに身にまとい、顔はスッピンに赤い紅を引く。それがお酒落だったそうです！
紅は、自分の指を使い、普段あまり使わない薬指を「紅差し指」として使っていたそうです。

紅は「塗る」ものではなくて、「差す」ものであり、「引く」もの。
紅を差すと、顔が一瞬にしてぱっと華やかになります。
お化粧をしている本人の心が浮き立つ瞬間！

お化粧、メイクは女性のたしなみ。
「紅を差して」、毎朝、明るくスタートしましょう♪
美しい所作でメイクをする女性の姿は自分の周りの環境も美しくしていますよ！

▼本日の講師
美塾講師　丹野拓子