こんにちは!
ユクハナ クルハナ編集部です。
記事を読んでくださり、ありがとうございます♪
ユククルネリネ・第2弾のお風呂企画!
『めんどくさいお風呂が美意識を磨く?!入浴することで得る嬉しい効果とは?』
PART2では入浴の基本、正しい入り方や洗う順番について
『リラックスに効果抜群!基本の入浴方法や入浴時間とは』
それぞれ紹介させていただきました。
まだチェックされてない方はこちらもご覧ください!
今回PART3では番外編として『温泉とサウナ』について紹介していきます。
日本人なら誰しも一度は入ったことのある温泉やサウナ。
疲れを取って癒されて、リラックスにはもってこいの場所です。
そんな温泉とサウナの正しい入り方ってご存知ですか?
入り方を間違えると逆に身体の負担になってしまい、疲れをためてしまう可能性があるんです!
せっかくならしっかり疲れをとって、気持ちよく利用したいですよね。
そこで今回は温泉の基本ということで『温泉やサウナの正しい入り方と利用する際のマナー』について紹介していきます。
せっかく利用するならしっかり疲れをとって気持ちよく利用したいですよね!
温泉に行った際の参考にしてみてください♪
温泉とはどんなもので、どのような効果があるの?
温泉とは、地中から湧き出る温水の中で定められた規定以上の化学成分を含み、温度が25度以上あるものを指します。
温泉には
・心身ともにリラックスさせてくれる効果
・泉質を利用した治療効果
・ストレス解消効果
などの効果があります。
※治療で温泉を利用する際は、1週間程毎日浸からないと効果はわかりにくいです。
温泉には9つの泉質(温泉など鉱泉の水の化学的な性質)があります。
それぞれ特徴が異なっているので、まずは9つの泉質の紹介をしていきます!
1つ目:単純温泉
温泉に含まれている成分が一定の基準量を達していない温泉のことを指し、一番多い泉質です。
鎮静効果が大きいため、疲労回復やストレス解消といった効能があります。
温泉に含まれる成分が薄く刺激が弱いため、お肌の弱い方や赤ちゃんにもオススメの温泉なんです!
2つ目:単純二酸化炭素泉
お湯の温度は低めで、入浴すると小さな気泡が身体に付着するのが特徴です。
小さな気泡は炭酸ガスで、この皮膚から吸収された炭酸ガスは血液の循環を良くしてくれるため低い温度で身体をしっかり温めてくれるんです!
心臓病や高血圧・神経痛・火傷・運動麻痺・冷え性・更年期障害などに効果があります。
3つ目:炭酸水素塩泉
お肌をなめらかにしてくれる効果があり、冷え性改善のサポートもしてくれます。
清涼感があり、湯上りはとてもさっぱりするのが特徴です。
別名『美人の湯』とも言われており、女性に人気の高い温泉なんです!
ただし、時間がたつとお肌にツッパリを感じることもあるので保湿ケアは忘れずにしてくださいね。
4つ目:塩化物泉
泉質に塩分を多く含み、汗の蒸発を防ぐ効果があり湯上り後もお肌の潤いを保ってくれます。
また保温効果も高いため、湯冷めしにくいんです!
打撲・捻挫・冷え性・便秘・関節痛などに効果があります。
5つ目:硫酸塩泉
硫酸塩が含まれており、舐めると苦味を感じます。
血行を良くする働きがあり、外傷や肩こり・腰痛・神経痛などに悩んでいる方に特にオススメです。
6つ目:含鉄泉
湧き出したときは無色透明で空気に触れると褐色(不透明な黄色~赤褐色)になる温泉です。
鉄分を多く含み貧血に特に効果があるといわれています。
その他にも腎臓病や慢性皮膚炎・更年期障害・月経障害などに効果があるといわれていますが、乾燥肌の方は肌が乾燥しやすくなる可能性があります。
7つ目:硫黄泉
温泉の特異作用が硫黄によるとされたものを指し、腐った卵のような匂いが特徴です。
切り傷や糖尿病・痛風・便秘・痔などに効果があります。
しかし身体に強い変調作用を与え、湯あたりや皮膚炎を起こしやすいため皮膚が弱い方や高齢者はなるべく避けることをお勧めします。
また、鉄・銅などのアクセサリーは酸化して黒くなる可能性があるので、入浴の際は外しておいたほうが良いです。
8つ目:酸性泉
酸性度の強い温泉で殺菌効果の強さが特徴です。
酸性泉の湯のほとんどが無色かかすかに黄褐色で、舐めると酸味があります。
肌への刺激が強いため、皮膚の弱い方には向かない泉質です。
刺激が強い泉質なので、入浴後はシャワーなどでしっかり洗い流してくださいね。
9つ目:放射能泉
放射能と名前にありますが、人体に危険はほとんどありません。
しかし放射能泉は薬効の効率が最も高いため、湯あたり(立ち眩みや脱水症状)を起こしやすいです。
入浴する際は、長く浸かりすぎないことや水分補給をこまめにとるなど対策をしてくださいね。
温泉の泉質を知ることで、今の自分に合った温泉を選ぶことができます。
温泉に行かれる際はぜひ、泉質にも注目して選んでみてください!
泉質の紹介の次は、入浴方法です。
正しい入浴方法で温泉の効果をあげましょう!
温泉の効果的な入り方・回数とは?
あなたは温泉の正しい入り方はご存知ですか?
温泉はただ浸かるだけでなく、身体に負担をかけずに入る正しい入浴法があるんです。
正しい入浴法を知ることで、さらに気持ちよく温泉に浸かることができますよ♪
1:入浴前に水分補給
入浴中は汗をかくため、たった10分ほどで約500mlの水分が奪われてしまいます。
体内の水分が減ってしまうことで気分が悪くなり、身体のだるさにつながってしまうため水分補給はとても大切です。
2:かけ湯をする
かけ湯をすることで身体が温泉に入る準備をしてくれて、身体に負担がかかりにくくなります。
※心臓が驚かないように、心臓から離れている足元からかけ湯するようにしましょう。
また、温泉によっては石鹸を使って身体を洗うことができない場所もあるため、汚れを洗い流してくれる役割もあります。
3:身体や頭を洗う
身体をキレイに洗い流すことで垢やほこりなどを落とし、湯船を汚すことを避けることができます。
また、いきなりに浸かるよりも身体に負担がかかりにくいため、入浴前に身体を洗うほうが良いです。
※身体の洗う順番については『リラックスに効果抜群!基本の入浴方法や入浴時間とは』で紹介してますので参考にしてくださいね。
4:湯船につかる
身体を洗ったら、湯船にゆっくり浸かりましょう。
浸かる時間に決まりはないため、自分の身体の様子を確認しながら入浴してくださいね。
※身体に負担をかけないようにするため。
※立ち眩みを防ぐため。
5:かけ湯をする
温泉を出る際にシャワーを浴びる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、シャワーを浴びてしまうと肌についた温泉の成分が全て流れてしまうのでもったいないんです!
そのため、最後に流すのであればシャワーの代わりにかけ湯をするほうがオススメです。
※温泉の匂いや髪のキシキシ感が気になる場合は、気になる部分にシャワーを使用しても大丈夫です。
かけ湯をすることで、脱衣所に行く前の温度の変化に身体を慣れさせることもできます。
6:タオルで水気をとる
身体の水気をそのままで脱衣所に行くのは良くありません。
そのため、軽く水気を拭いて脱衣所にあがるのがベストです!
それ以上浸かると、逆に身体の負担になるので控えてください。
温泉旅行などで温泉に浸かる機会が多くある際は、こちらの回数も意識してみてくださいね!
内湯と露天風呂、入るのにオススメの順番はあるの?
温泉によっては内湯と露天風呂の両方に入れるところがありますよね。
内湯と露天風呂どちらを先に入るのが良いのか、迷ったことはないですか?
実はここにも身体のことを考えた順番があるんです!
結論から言うと『内湯に浸かって十分に温まってから、露天風呂でくつろぐ』のが正解◎
その理由は温度にあります。
お風呂に浸かるとき、身体が冷えている状態から一気に温めると血圧が上昇し、脳卒中や心筋梗塞になる可能性があります。
急な温度の変化は身体に大きな負担を与えてしまうのです。
外にある露天風呂は、内湯に比べて気温は低くお湯の温度は高いため身体への負担が大きいです。
そのため、内湯でしっかり温まってから露天風呂に浸かることがオススメです!
気持ちがいい温泉はお湯や周りの景色だけでなく、温泉を利用する方たちの心遣いも関係します。
実は、温泉を利用している方が自然と行っているマナーがあるということをご存知でしょうか?
温泉マナーも一緒に確認していきましょう!
温泉のマナーを知っていますか?
意外と知らない温泉マナー。
あなたは知らないうちにマナー違反をしていませんか?
あなたも周りも気持ちよく利用できるための温泉のマナー5つを紹介していきます!
1つ目:かけ湯をしてお湯に浸かる
かけ湯には身体に付着している汚れを流す役割があります。
温泉はたくさんの人が入るため、お湯を汚さないようにする心遣いが大切です。
2つ目:湯船にタオルをつけない
キレイに感じるタオルも実は雑菌がついているんです!
湯船だけでなく、浴槽のフチにも置くのは控えるようにしましょう。
3つ目:髪をまとめて湯船につかる
髪をまとめずに湯船につかると、髪についていたほこりやフケが湯船に落ちる可能性があり衛生的に良くありません。
髪が長い場合はしっかり髪をまとめるようにしましょう
4つ目:洗い場のキープをしない
自分のお風呂道具で洗い場のキープをするのはNG。
温泉は自分だけのものではないので、順番に使うようにしましょう。
5つ目:身体が濡れたまま脱衣所に戻らない
身体が濡れている状態で脱衣所に戻ると、床が濡れてしまい他のお客様やスタッフさんに迷惑をかけてしまいます。
タオルで水気をとって脱衣所にでるのがベストです!
5つの項目すべて、守れていたでしょうか。
このマナーはどの温泉でも共通のマナーですのでぜひ参考にしてくださいね。
さて、温泉の醍醐味はお湯に浸かるだけでなく『サウナ』もあります。
サウナのもたらしてくれる効果や入り方も紹介していきますね。
サウナの効果とオススメの入り方とは?
サウナには、『体の調子を整える』『心の疲れを軽減させる』『美容効果』の3つの効果があります。
サウナに入ることで心身ともに良い状態にもっていってくれますが、ただ入るだけではもったいないんです。
一般的な『高温サウナ』とミストサウナやスチームサウナなどの『低温サウナ』をはじめ、サウナにはたくさんの種類があります。
今回は見かける頻度の多い高温サウナと低温サウナのオススメの入り方と得られる効果を紹介していきますね!
高温サウナ
高温サウナとは、サウナの温度が90度前後で設定されているものを指します。
たくさん汗をかき、血行を良くする手助けをしてくれます。
高温サウナでの効果をUPさせるオススメの入り方を2種類紹介します。
1つ目:短時間でしっかり汗をかく
暑いのが苦手な方は8~10分程入るだけでも十分効果があります。
<サウナが与えてくれる効果>
✔身体の免疫力・抵抗力をあげる
✔疲労回復
2つ目:サウナと水風呂を繰り返し入る
サウナでは王道の入り方ですね。
- サウナに10~15分はいる
- サウナから出たら、水風呂で身体を冷やす
- 休憩する
- 身体が冷えてきたらサウナに戻る
この流れを3~4回繰り返します。
2回目、3回目と回数を重ねるたびにサウナに入る時間を減らしていくとさらに良いです。
<サウナが与えてくれる効果>
✔血行促進
✔肩こり・腰痛など痛みを緩和
✔自律神経の働きを高める
✔冷え性改善サポート
✔代謝をあげる
✔疲労回復
低温サウナ
通常のサウナに比べて温度が低く設定されているサウナです。
種類はスチームサウナやミストサウナなどがあり、程よい温度で利用することができます。
高温サウナに比べて長く入りやすい低温サウナは、15~20分ほどがベスト◎
<サウナが与えてくれる効果>
✔ストレス解消
✔疲労回復
サウナで注意すべき点とは?
利用する方全員が気持ちよく利用できるように、注意すべきことが4つあるんです。
また注意すべき点のなかには、サウナの効果をアップさせるためにするべきこともぜひ参考にしてくださいね。
1つ目:水分補給をしてサウナに入る
サウナに入ると大量の汗をかき、体内の水分が急激になくなることから脱水症状を起こす可能性あります。
脱水症状を起こすのを未然に防ぐためにも、サウナを利用する前の水分補給は大切なんです!
2つ目:身体を洗ってからサウナを利用する
身体を先に洗うのには『周りの方への配慮』と『キレイな汗をかくため』の2つの理由があります。
汚れている身体のままたくさんの方が利用する場所を使うのは、もちろん良くないことですよね。
もう一つの理由の『キレイな汗をかくため』を気にしたことはありますか?
実は、キレイな汗には毛穴が関係しているんです。
1日過ごすと毛穴は汚れが詰まっている状態になります。
そのため、身体を洗わずに汗をかこうとすると毛穴の汚れが邪魔をして汗をかきづらいんです。
また汗をかいても汚れが一緒に流れるため、あまりキレイではありません。
そのため先に身体を洗って利用することが、周りの人にとっても自分にとっても良いんです!
キレイな汗をかくために毛穴をスッキリさせることは、サウナの効果を上げることにもつながるんですよ♪
3つ目:サウナに入るときは身体を拭いてから入る
たくさんの人が利用する場所にびしょびしょのまま入るのは、あまりいいものではありません。
他の利用者の方を考慮し、身体を拭いてサウナを利用するようにしましょう。
4つ目:かいた汗は流してから湯船につかる
お風呂に入浴する際と同じですね。
汗をかいたまま湯船につかるのはお湯を汚してしまいます。
サウナ後は必ずシャワーやかけ湯で汗を流してくださいね。
温泉で少し贅沢なリラックスを……
疲れが溜まっていると体調不良になりやすかったり、肌荒れの原因になったりする可能性があります。
そんな日々の疲れを取ってくれるのがお風呂です。
そんなお風呂をたまには温泉にしてみるのはどうでしょうか?
温泉にはたくさんの効能があるため、お風呂よりも高い効果であなたの疲れを解消してくれます。
疲れが溜まっている女性は、表情や雰囲気が暗くなり輝いては見えません。
輝いた女性になるためにも、疲れ解消のひとつにぜひ温泉を利用してみてくださいね!
次回は意外と知らない『控えたほうがいいダメなお風呂の入り方』について紹介します。
お楽しみに♡