こちらの記事は、tocohana lifeより抜粋しております。
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日本には四季があり、その折々に咲く花の美しさと生命力はわたしたちの心を癒し、元気づけてくれます。
毎月【今月の花】と題し、みなさまの心に花が咲くよう、素敵な花のお話をお届けいたします。



みなさまこんにちは。

この時期になると、あたりは華やかなイルミネーションで彩られ、みなさんの待ちもクリスマス一色ではないでしょうか。
今月ご紹介するお花は、そんなシーズンにぴったりの花『ポインセチア』です。

ポインセチアという名前は、この花をアメリカに普及させた、アメリカの初代駐メキシコ大使であるポインセット氏の名前に由来しています。


今月のお花『ポインセチア』

『ポインセチア』は、トウダイグサ科・トウダイグサ属の植物で、メキシコ原産の高温乾燥の地域に自生している常緑低木です。
開花時期は11月~1月と寒い時期に出回る植物なのですが、実は寒さにとても弱り植物です。

原産地のメキシコでは『ノーチェ・ブエナ(聖夜)』と呼ばれていますが、明治時代頃に持ち込まれた日本では、大酒のみで赤い顔が特徴な伝説上の動物・猩々(しょうじょう)に似ていることから『猩々木(ショウジョウボク)』と名づけられました。
その名の通り赤い苞と濃い緑色の葉が美しい植物ですが、ピンク色の苞や白の苞を持つ種類、赤い苞に白や薄い黄色の斑が入る種類など様々あるのも特徴です。

また、『クリスマスと言えば、ポインセチア』と言われるほど、このシーズンによく使われる花ですが、その由来のひとつが色にあります。
クリスマスに使われる赤・緑・白の3色はクリスマスカラーとも呼ばれますが、赤い苞と緑の葉、白の樹液を持つポインセチアは、まさにクリスマスカラーそのもの。
そのため、別名『クリスマスフラワー』とも呼ばれています。

『ポインセチア』の花言葉

花言葉は『祝福する』『聖夜』『幸運を祈る』『私の心は燃えている』

胸が高鳴る聖なる夜を象徴するような、どれも素敵な言葉ばかりです。
これらの花言葉は赤いポインセチアが持つ花言葉であり、ピンクのポインセチアは『思いやり』や『清純』、白いポインセチアは『慕われる人』『あなたの祝福を祈る』という花言葉を持ちます。


クリスマスを彩る花『ポインセチア』

街中で見かける機会が増えると思いますが、花言葉や由来を知ることで、より一層愛着がわくのではないかと思います。
クリスマスシーズンには、お部屋や玄関などに飾って、季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか。



心に花を、みなさまの毎日に花が咲きますように・・・