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日本には四季があり、その折々に咲く花の美しさと生命力はわたしたちの心を癒し、元気づけてくれます。
毎月【今月の花】と題し、みなさまの心に花が咲くよう、素敵な花のお話をお届けいたします。
みなさまこんにちは。
今月ご紹介するお花は「アイリス」です。
Iris(アイリス)は、ギリシャ語で「イリス(虹)」を意味し、虹のように様々な色の花を咲かせることに由来しています。
また、ギリシャ神話の女神イリスにちなんでつけられたとも言われています。
和名のアヤメは「文目」と書き、花びらが網のように見えることから名づけられました。
今月のお花『アイリス』
アヤメ科アヤメ属の多年草で、東アジアやヨーロッパなど世界中の温帯に約200種類ほどあります。
1本の茎を伸ばし、先端に4片ほどの花を咲かせ、花色は紫・青・黄・オレンジ・白・ピンクなど様々あり、花びらの付け根にある目のような模様が特徴です。
4~6月頃が開花時期の春の花ですが、品種によって、1ケ月ほど見ごろの時期が前後します。
そんな約200種類もあるアイリスのうち、9種類が日本に伝えられ、7種類が現在も自生しています。
それらの花名と花言葉をご紹介します。
・ダッチアイリス・・・・・・「和解」「吉報」「私はあなたに全てを賭ける」
・ハナショウブ(花菖蒲)・・・・・・「優雅」「優しい心」「うれしい知らせ」
・カキツバタ(杜若・燕子花)・・・・・・「幸せは必ず来る」
・アヤメ(文目)・・・・・・「気まぐれ」
・イチハツ(一初)・・・・・・「知恵」
・シャガ・・・・・・「決心」
なんだか幸せな、ポジティブな花言葉が目立ちますね。春の陽気にぴったりです。
『アイリス』の花言葉
ちなみに「アイリス」の花言葉は
「希望」「信じる心」「恋かメッセージ」「吉報」「良き便り」
と、こちらも幸せな気持ちになれる花言葉が並んでいます。
春の便りを知らせてくれる花「アイリス」
花色も豊富なので、いろいろな色の愛らしい花を咲かせてみてはいかがでしょうか?