こちらの記事は、tocohana lifeより抜粋しております。
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日本には四季があり、その折々に咲く花の美しさと生命力はわたしたちの心を癒し、元気づけてくれます。
毎月【今月の花】と題し、みなさまの心に花が咲くよう、素敵な花のお話をお届けいたします。



みなさまこんにちは。

本格的な寒さが到来し、すっかり冬の季節になりました。
今月ご紹介するお花は、そんな寒い季節にぴったりの花『ノースポール』です。

ノースポールという名前は、種苗メーカーに商品名として付けられましたが、一般名としても普及しており、株全体を白く覆うような花を咲かせる姿が北極(ノースポール)の白い大地を連想させることからその名がつけられました。


今月のお花『ノースポール』

『ノースポール』は、キク科・フランスキク属の植物で、地中海沿岸や北アフリカ原産に分類される多年草です。
開花時期は12~6月頃で、寒さに強く、暖地では冬でも花が咲き、早春から大きく広がって花のカーペットのようになります。
かわいらしい花を咲かせるノースポールは、冬の花壇には欠かせない存在です。

草丈は15~30cmと低く、たくさんの枝を分かれながら伸ばし、地面をはうように生長します。
その茎の先に、中心が黄色く、白い花びらのマーガレットに似た花を咲かせます。
葉っぱには、キク科の植物らしい切れ込みが入っているのが特徴です。

『ノースポール』の花言葉

花言葉は『冬の足音』『清潔』『高潔』『誠実』

『冬の足音』は、冬の始まりの頃に雪のように真っ白な花を咲かせることに由来します。
また真っ白な花の様子から『清潔』という花言葉も生まれました。

さらに花の咲く様子から、”人柄が立派、清らかでけがれのない”という意味の『高潔』や、”真心が感じられる、まじめで偽りのない”という意味の『誠実』という花言葉もあります。


冬の足音を告げる『ノースポール』

寒さから街中で草花を見かけることが少なくなる中、そんな季節でも白くかわいい花を咲かせるノースポールは、まさに雪のように素敵な花です。

まだまだ厳しい寒さが続きますが、ノースポールを見かけることで、そのかわいさに癒され、寒さが少し和らぐかもしれませんね。



心に花を、みなさまの毎日に花が咲きますように・・・