こんにちは!
ユクハナ クルハナのあおいです。
ほとんどの女性が一度は経験する『便秘』。
便秘になると、お腹が張ったりぽっこりでてきたり……。
体調や見た目でも影響が出てきて大変ですよね。
便秘は「3日も出ていないから便秘」という方もいれば「2週間出ていないから便秘」という方もいて、人それぞれ『便秘になった』と感じるタイミングが違います。
でも実は、便の理想は『1日1回バナナ2本分の便をだす』ことなのでほとんどの方が、便秘に該当している可能性が高いんです。
便秘とは『腸に排泄物(便)が溜まっている状態』のことをいいます。
そのため腸の中に便を溜めすぎると、生ごみを36℃の室内に放置しているのと同じになるんです!
生ごみを室温36度の部屋にそのままにしておくと腐敗が進み、虫が湧いたり臭いがでたりしますよね。
腸の中で便を溜めるということは、その生ごみを体内に溜めていることと一緒なんです!
腸の中に腐った生ごみがあると想像すると怖くなりませんか?
しかも溜まった便はお肌や体調面にも影響を及ぼします。
だから早く便秘解消をしていくことが大切になるんです。
でもどうやったら便秘が解消できるのか……。
そもそも便秘になる原因は何なのか……。
分からないですよね。
そこで今回は
・便秘のタイプ
・便秘が続くと起こる症状
・7つの便秘解消法
を紹介していきます。
便秘を改善することで、外側からだけでなく内側からもキレイな女性を目指すことができるんです。
内側からキレイになることで
体型がキレイに見える
健康的な体を維持しやすくなる
などたくさんのメリットがあるんです!
原因を知り便秘を改善していくことで、便秘が繰り返すのを防ぐこともできるのでぜひ参考にしてみてくださいね♪
便秘になりやすい5つの原因とは
便秘に悩んでいる女性は多いですよね。
実は、女性は男性に比べ便秘になりやすいんです。
その理由は筋肉量・ホルモンの影響があります。
女性は男性に比べ筋肉量が少ないため、体が冷えやすく血行不良からくる冷えによって大腸の機能が低下しやすくなるのが原因です。
また月に1度ある生理もホルモンバランスを崩す要因となり、便秘になりやすい体質をつくってしまうんです。
それに加えて『5つの便秘になりやすい原因』にも該当していたら……。
便秘体質になる可能性が高くなります!
そこで便秘になりやすい5つの原因を紹介していきますので、該当するものはないか確認してみてくださいね。
1つ目の原因:運動不足(筋力の低下)
運動不足になるとお腹の筋力が低下してしまいます。
消化した食べものを移動させたり食べ物の残りカス(便)を体外へ排出させたりする働きのことを『腸の蠕動(ぜんどう)運動』と言います。
筋力が低下することでぜん動運動の働き弱まってしまい、便秘に繋がってしまうのです。
また筋力が低下すると、お腹を支える筋肉が弱まりポッコリおなかの原因にもなってしまうのです!
2つ目の原因:水分不足
実は、健康な状態の便の70~80%は水分なんです。
なので便が水分を含むことで、適切な重さと滑らかさになり腸の中をスムーズに移動するようになるため、便が排出されやすくなります。
水分が不足している便は硬くなり重さも滑らかさも足りず、腸の中を移動しにくくなってしまい便秘につながります。
3つ目の原因:食物繊維不足
食物繊維は摂取した後にそのまま便として排出されるため、便の量を増やしてくれます。
便の量が増えることで大腸のぜん動運動活発になり、便の排出をスムーズにしてくれるんです。
なので食物繊維が少ないと、便の量が少なくなり便秘になりやすくなってしまいます。
4つ目の原因:極端なダイエット
ダイエットでやってしまいがちなのが食事の量を減らすこと。
食事の量を減らしてしまうと、摂取できる食物繊維の量が少なくなってしまいます。
また腸への刺激が弱まり、ぜん動運動の働きが悪くなってしまい便秘になりやすくなってしまうんです。
ダイエット中は脂肪分も控えてしまいがちですが、脂肪分を控えすぎると便の滑りが悪くなりさらに便秘を悪化させてしまうので気を付けてくださいね。
5つ目の原因:ストレス
ストレスで大きく関係してくるのは自律神経です。
ストレスがたまり自律神経が乱れることによって、腸の動き(ぜん動運動)が乱れやすくなるんです。
ストレスを抱えて便秘になっている方は、便意があっても少しずつしか出てこずスッキリしないことが多くなってきます。
便がしっかり出ないことで肌荒れや食欲低下につながり、さらにストレスを与えてしまうんです。
便秘は一度なると長く続き大変ですよね。
そんな長く続く便秘のタイプは、3つあるんです。
それぞれの特徴を紹介していきますので、あなたはどのタイプが近いのか参考にしてくださいね!
3つの便秘タイプ
これから便秘のタイプ3つに分かれます。
どのタイプが腸のどの辺に溜まりやすいかもお伝えし、それぞれの特徴も紹介していきます。
①弛緩性(しかんせい)便秘
便意はあるのにお腹が張ってポッコリしてしまうのが特徴です。
筋力の低下からぜん動運動がの働きが衰え、便を出しにくくなっているのが原因です。
運動不足の方や筋力が衰えやすいデスクワークの方は特に起こりやすいタイプなんです!
また、年齢を重ねると筋力が衰えやすくなるため便秘になりやすくなります。
弛緩性タイプの方は、筋力をあげるために運動をすることが大切になってきます。
②痙攣性(けいれんせい)便秘
残便感や便がコロコロしているのが特徴です。
疲れやストレスによる自律神経の乱れが原因になってきます。
自律神経が乱れると腸の一部が狭まってしまい、便が通りにくくなってしまうのです。
食欲が低下したり便の量が少なかったりもある場合は、けいれん性便秘の可能性が高いです。
睡眠をしっかりとることや気分転換をするなどストレスを軽減していくことが大切になってきます。
③直腸性(ちょくちょうせい)便秘
朝忙しく時間に余裕がない方やあまりトイレに行かない方は要注意!
直腸性便秘は便が外に出ようとしているのにもか関わらず、時間に余裕がなく我慢してしまうなどが原因で起こりやすいタイプです。
ほかの便秘タイプにも繋がる可能性があるため、トイレに行きたくなったらきちんと行く癖をつけることが大切になってきます。
そしてこれらの便秘はそのままにしておくと、体調やお肌などあらゆるところに影響が出てくるんです!
そこで、今日からできる便秘の解消法を紹介します。
どれもすぐに実践できる簡単なことばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
今日からできる便秘解消法!
解消法は7つあります。
もちろん全てできるのが理想ですが、まずはあなたが取り組めそうなことからでもOKです!
できそうなことは今日から試してみてくださいね。
1つ目の解消法:トイレに行く時間を決める
これは特に直腸性タイプの方にオススメの解消法です。
なかなか時間がなくてトイレに行く時間が取れない方は『この時間に1度はトイレに行っておこう』
と決めるだけで癖がついてきます。
また、なかなか便意を感じにくい方も時間を決めるだけで癖がつき便意を感じやすくなります。
2つ目の解消法:排泄時は少し前かがみに
排泄時に『考える人のポーズ』をとるだけ。
そうすることで腸が広がり、便が通りやすくなります。
排泄がしづらい方は、トイレの際にすぐ実践してみてください!
踏ん張る力を軽減できるため、お腹の筋力が落ちていても排泄しやすくなります。
3つ目の解消法:運動をする
便を出すときは筋力が必要になるため、適度な運動が大切です。
しかし運動は激しいもの(ジョギング・水泳など)よりも、腸の動きを意識できる運動がオススメ!
・ラジオ体操
・ハイハイ歩き(5分ほど)
・ウォーキング(軽く汗をかく程度)
・腹筋(10回を1日3セット)
※回数や時間は目安です。
これらの運動は簡単に取り組むことができ、腸も鍛えられ働きが活発になります!
4つ目の解消法:お腹を冷やさない
お腹を冷やすと、腸の働きが低下し便秘だけでなく下痢の原因にもなります。
そしてひどくなると吐き気や体調不良につながる可能性もあるんです!
だからお腹は冷やさないように、ブランケットや腹巻などで常に温めることを意識してくださいね。
5つ目の解消法:腸をマッサージする
腸の働きを外側からするサポートにマッサージは適しています。
マッサージは改善法の中で即効性が高いため、ずっと便が出なくて悩んでいる方は特に試してほしい改善法です!
オススメのマッサージ方法は2つ!
【POINT】
・深呼吸しながら行う
・できるだけ毎日続ける
・回数は多いほうがいい(できれば100回を目指して!)
かっさは力いらずでマッサージできるため、疲れているときでもマッサージしやすいです。
方法もすごく簡単なんです。
オイルやジェルを塗布し、かっさでマッサージするだけ!
詳しいマッサージの方法は『【お腹痩せ】便秘はポッコリお腹の原因に!腰回りの肉もお腹から?!』をご覧ください。
お腹に『の』の字をかく際にかっさを使ってあげるのも効果がありますよ♪
※かっさを使うときは必ずオイルかジェルを使用してください。
6つ目の解消法:食物繊維の多い食材を取る
食物繊維は便の量を増やし、適度な水分を含んだやわらかい便をつくってくれるので便秘改善には欠かせない栄養素です。
食材は
・豆類(大豆、おから、枝豆、小豆)
・海藻類(ひじき、わかめ、昆布、めかぶ)
・野菜(かぼちゃ、ニンジン、ゴボウ、大根、レンコン)
・乾物(干ししいたけ、きくらげ、干し大根、かんぴょう)
・キノコ類(しいたけ、しめじ、えのきだけ)
などがオススメです。
全ての食材を毎日摂取するのは難しいので、自分が摂取できそうなものを少しずつ取り入れてくださいね。
7つ目の解消法:水分をこまめにとる
水分をしっかりとることで、腸を刺激し便の排出をサポートします。
そのため1日に1.5リットル以上を目安に、たっぷり水分補給をすることが大切です。
また 朝起きてすぐにコップ1杯の水分(ぬるま湯)をとると、腸が刺激されて動きがよくなり便意が起こりやすくなります。
便秘解消に即効性を求めるあなたへ
便秘になるとお腹が痛く苦しいので、なるべく早く治していきたいですよね。
便秘解消を早くしたいのであれば『便秘薬』が一番早く便をだすことができます。
急な用事で対策が間に合わない場合は、便秘薬を飲むのがオススメです。
例えば長時間の移動でトイレになかなか行けないときや、細身のスーツを急に着ないといけなくなった場合などは便秘薬を飲むほうが良いでしょう。
しかし便秘薬を飲みすぎ体が慣れてしまうと、便秘薬なしでは便が出ない体質になりやすくなります。
最悪の場合、便秘薬を飲んでも便がでない可能性もあるんです。
またお腹を刺激して便を出していくので、人によっては痛みを伴う可能性もあります。
そのため、結婚式に呼ばれてドレスを着たり水着を着るためにお腹をスッキリさせたいときなど、予定がわかっている場合は薬ではなく自分の力で自然と便をだせるように紹介した7つの解消法を取り入れるのがオススメです。
便秘が続くと起こる可能性がある症状
便秘は放置しておくと、体のあらゆるところに影響が出てきます。
お肌にも悪影響を与えてしまう便秘は注意が必要なんです!
お腹が張る
便秘になると一番に感じるお腹の張り。
お腹の張りは便秘のサインともいわれています。
お腹が張っているということは便やガスが溜まっているため、腸の働きを悪くしてしまいます。
腸の環境が悪くなるのに加え、見た目もポッコリとでてくるため着たい服が着れない可能性もでてくるんです!
食欲低下
食事は人の体に必要な栄養を補うために必要なことですが、お腹に便が溜まっていると張りなどから食欲が低下してきます。
必要な栄養素が摂取できなくなり、便を体外に排出する力も弱まりどんどん便秘を悪化させてしまうんです。
肩こり・冷え
肩こりに便秘は関係なさそうに感じますが、実は大きく影響してくるんです!
便秘になると老廃物が溜まるため、血行が悪くなり疲労物質がたまりやすくなります。
老廃物が溜まると血液の流れが悪いと冷え性になりやすくなり、肩こりにもつながってまうんです。
肌荒れ
便秘になると自律神経の働きが悪くなり、皮膚の血行が悪くなるため肌荒れが起こりやすくなります。
また腸の中に何日も便をため込んでしまうと、腸の中で便の腐敗し有害な働きをする悪玉菌が大量に増えてしまいます。
悪玉菌は体に良くない物質を増やし、それを腸から血液に渡し全身に流してしまうのです!
この体に良くない物質をお肌の細胞も取り込んでしまい、正常な働きができなくなり肌荒れの原因になってしまうのです。
イライラ
便がでず老廃物が体の中に溜まっていると、肌荒れなどの外的要因が増えて気持ちが落ち込みイライラしやすくなります。
またイライラすることで疲れやすくなるため、お肌改善や体調改善を頑張ろうと努力しても体が追いつかず思うように動けないことから、さらにイライラが増してしまうんです。
これらの症状をそのままにしておくと、便秘はひどくなり体もボロボロになりかねません。
本当の美しさは内側から手に入れる
お肌や体型をキレイに保つには、内側からの改善も重要になってきます。
いくら外側から働きかけても内側に老廃物が溜まっていると、お肌トラブルが起きやすかったり体型が崩れる原因になってしまいます。
つまり、便秘をそのままにしておくと肌荒れや疲労感などさまざまな不快な症状が現れてくるのです。
また、腸に溜まった毒素が体中を巡るので大腸がんなどの深刻な病気の原因にもなりかねません!
だからこそ早め早めに便秘を改善していくことが大切なんです。
健康でキレイな女性になるためにも、内側からのケアも意識していきましょう!