こんにちは。
ユクハナ クルハナのゆずです。
先日、1日家でゆっくり過ごせる時間が取れたので、数日前に購入して使えずにいたエディブルフラワーをクッキーと紅茶にしてみました。
簡単に作ろうと思って、クッキーは市販のものにアイシングをして花をのせただけです!
紅茶にはそのフレーバーに合う花を選んで、花弁を散らせてみました♪
とてもキレイな見た目と美味しい香りでお腹も心も満たされました。
あなたもお休みの日にエディブルフラワーを使ってリラックスしてみませんか?
エディブルフラワーとは、よくオシャレなカフェやレストランの料理に飾られている食用花のことです。
『オシャレだけど使い方がわからないし、普段使いに向かなさそう……。』
と自宅で使うのを諦めていませんか?
実はエディブルフラワーには簡単なアレンジ方法がたくさんあります!
その中から自分に合う使い方を見つけて、普段の食事をもっと華やかに、そしてキレイにしましょう♪
エディブルフラワーについて知ろう!
エディブルフラワーとは、食用花のことを指します。
観賞用の花と違い、農薬が使われていないため安全に食べることができる花なんです。
では、実際に使う前に
『どんな種類があるの?』
『どんな味がするの?』
などの疑問を解決していきます。
2種類のエディブルフラワー
日本では菊や桜など、約70品種の食用花が栽培されています。
販売されているものでは、大きく分けて生花タイプとドライタイプの2種類があります。
■生花タイプのエディブルフラワー
加工していないものが、生花タイプのエディブルフラワーです。
トレイなどに敷いた湿らせたキッチンペーパーの上に花をのせ、ラップをかけて野菜室で保管することで2~5日程保存できます。
サラダや紅茶など、普段の食事にそのまま入れるだけで見た目を美しく華やかにしてくれます。
■ドライタイプのエディブルフラワー
自然乾燥されたものや、押し花にされたものがドライタイプのエディブルフラワーです。
乾燥しているので、消味期限は長いものだと1年保存できます。
紅茶の茶葉に混ぜてよく使われています。
クッキーやケーキの生地にのせて使うと、食べるときに見た目が可愛く、花の香りも楽しめます。
エディブルフラワーって美味しいの?
『味、するのかな?』
『お店で出てきても、つい残しちゃう……。』
と思っていませんか?
もしかすると、花を食べることに少し抵抗があるのかもしれないですね。
そんなあなたのために、味の想像がしやすい『身近なエディブルフラワー』を紹介します。
桜は、主に塩漬けにして食べられます。
食べたことがなくても、どこかで聞いたことがあるかと思います。
もとは淡白な味で香りも薄いですが、塩漬けにすることにより香りの成分が刺激され、桜餅のような優しい香りが生まれます。
バラは、主に紅茶やサラダに入れて食べられます。
紅茶なら、ローズティーやローズヒップティーなどを飲んだことがあるかもしれませんね。
香りが豊かで品種によってほのかな甘みがあったり、軽い苦みを感じるものもあります。
菊は、主にサラダや料理のつまとして食べられます。
よくお刺身の盛り合わせなどにのっているのを見るかと思います。
シャキシャキとした食感があり苦みの中にある甘い香りが強いですが、花びらを散らして食べると食べやすいです。
主にサラダやケーキの飾りとして食べられます。
よく公園や花壇に咲いているのを見ますね。
色鮮やかな見た目とは異なりレタスのような淡白でくせのない味わいです。
どんな料理とも相性が良くとても食べやすいです。
エディブルフラワーを愛してやまない人とは
プロのパティシエや料理研究家など料理に携わる方はもちろん、
ヴィーガンなどの菜食主義の方は、味や見た目のアクセントとしても愛用しています。
エディブルフラワーを愛用している方々は、
『”食べられる花”というキャッチフレーズで強烈な印象を受け、興味を持った。』
『栄養価が高く、農薬を使わず栽培されていることに魅力を感じた。』
『普段食しているフルーツや野菜にはない色を使えることに感動した。』
ことから使用し始め、アレンジもしやすいエディブルフラワーの魅力に魅せられているんだそうです。
エディブルフラワーを自宅栽培
無農薬で花を育てるのはとても大変ですが、小さな鉢でも栽培できるためマンションのベランダなど、少しのスペースでチャレンジできます。
また、ホームセンターなどで購入できる花の種で作れますが、食用花以外のお花の種も一緒に置いているため、間違えて購入してしまわないよう注意が必要です。
初めての場合は、エディブルフラワー用の種をインターネットで購入できるので、そちらを利用することをおすすめします。
早速、エディブルフラワーを食べてみましょう
では、実際にエディブルフラワーをアレンジして食べてみましょう!
購入できる場所
輸入食品を取り扱うお店や、大型スーパーに置いていることもありますが、普通のスーパーでの取り扱いはまだ少ないです。
一番見つけやすく、購入しやすいのはインターネットです。
もしも、生花を取り扱う通販サイトを見つけられない場合は
『エディブルフラワー 生産』
と調べると、生産者が運営している通販サイトが出てきます。
そのサイトでは生花も購入できるようになっています!
また、エディブルフラワーをギフトとして送る場合は、野菜を入れるようなパックに入れて発送され、数日で枯れてしまう生花より、加工しておしゃれな袋に入れて発送され、長く使えるドライタイプが良いですよ!
エディブルフラワーを知らない方に贈るギフトには、初めてでもハーブソルトに似ていることで抵抗なく料理に使えるフラワーソルトがおすすめです♪
『エディフラワー フラワーソルト ギフト』
と調べると、可愛く瓶詰にされたフラワーソルトを購入できますよ♪
季節によって手に入るお花も変わるので季節を感じながら食事を楽しめそうですね!
エディブルフラワーアレンジレシピ4選
もちろんそのまま料理に使えるエディブルフラワーですが、
ここでは料理の幅が広がるアレンジメニューを紹介します!
桜を塩漬けした料理です。
塩漬けのため、長く保存できます。
お茶にしたり、おにぎりに入れたりなど、アレンジ方法が豊富です。
画像引用元:https://cookpad.com/recipe/1799478
✔材料
八重桜:100g
食塩:25g
白梅酢:1/3カップ
✔手順
1:桜は花びらと軸のみにしてよく洗って水気をきっておきます。
水気をきるときは決して手で絞らず、キッチンペーパーで優しくきってください。
2:ボウルに水きりした桜を入れて塩をいれ、桜が傷つかないようにボウルを揺すってまぶします。
3:塩をまぶした桜の上に200g(桜の重さの2倍)の重石をして常温に置いておきます。
4:2、3日して水が上がってきたら重石を外して出てきた水を捨て、桜を絞って水気をきります。
5:空にしたボウルに桜を戻し白梅酢を注ぎ、重石をして1週間常温でつけます。
6:水気をきって平ザルに広げ、半日陰干しをします。
7:最後に花びら全体に塩(分量外)をまぶして保存容器に入れて完成です。
冷蔵庫で保存すると長く楽しむことができます♪
ちなみに、以前Twitterで紹介した桜のゼリーには桜の塩漬けを使っています!
ほんのり塩味があり、桜餅のような味わいでした。
バラをジャムにしたものです。
ジャムにすることで苦みを抑えられ食べやすくなります。
ケーキにいれたり、マフィンに入れたりなど、アレンジ方法が豊富です。
画像引用元:https://cookpad.com/recipe/1452137
✔材料
バラの花びら:15g
砂糖:50g
水:100ml
レモン汁:小さじ1
✔手順
1:花びらを洗います。
2:水と花びらと砂糖を半量(25g)鍋に入れて弱火で煮込みます。
3:花びらがくたっとなったら、残りの砂糖を加えて煮詰めます。
4:トロッとしたらレモン汁を加えてよく混ぜて一煮立ちさせて完成です。
冷やすと粘度が増して、パンなどにも塗りやすくなります♪
紅茶に入れるとバラの香りが広がるフレーバーに早変わり。
バラの香りには神経の昂りを抑えて気持ちを落ち着かせる効果があるので、リラックスしたいときにおすすめです!
菊を甘酢に漬けたものです。
甘酢につけることで独特の苦みを抑えられ食べやすくなります。
画像引用元:https://cookpad.com/recipe/1028165
✔材料
食用菊:100g
酢:100ml
砂糖:100ml
食塩:小さじ1/2
✔手順
1:菊の花びらを芯からむしり、さっと水洗いする。
2:たっぷりのお湯に酢を大さじ1(分量外)加えて沸騰させ、花びらをさっとゆでます。
ゆでる時間はできるだけ短時間で30秒~1分ほどの長さにしましょう。
3:湯がいた花びらをザルにあげ、水をきります。
4:鍋に酢と砂糖と塩を入れて、沸騰させない程度に沸かします。
5:4の合わせ酢を一煮立ちさせたら、熱いうちに水気をきった3の花びらを加えます。
6:粗熱が取れたら保存容器に移して冷蔵庫で冷やし、完成です。
酢の物として野菜と一緒に和えたり、押し寿司のシャリにいれたりなどのアレンジができます。
パンジーを砂糖でコーティングしたものです。
パンジーだけでなく、他のエディブルフラワーでも作ることができます。
画像引用元:https://cookpad.com/recipe/3319154
✔材料
パンジー:好きなだけ
砂糖:適量
卵白:1個分
✔手順
1:花を優しく水洗いして、キッチンペーパーで軽く押さえるように水気を取ります。
2:ボウルに卵白を入れ、泡立てないようにときます。
3:1の花にハケで2の卵白を両面ムラがないように塗ります。
4:3の花に砂糖をまぶして、クッキングシートを敷いた大皿やお盆等に重ならないように並べて2~3日乾かして、固くなっていれば完成です。
砂糖でコーティングした飴玉(画像参照)のように、表面がザラザラするくらい砂糖をまぶすとちょうど良いです。
ケーキや、パンケーキに載せたりなどお菓子の飾りつけに最適です。
エディブルフラワーであなたの食事をより美しく!
よく見かける花が『食べられる花』だったなんて驚きですよね。
『気合を入れ過ぎてるような気がして、普段使いはちょっと気恥ずかしい……。』
というあなたも、まずは『食事会』や『気持ちを上げたい日』の料理の飾りに使ってみてはいかがでしょうか?
特に、以前ご紹介している『ヨーグルトドリンク』の飾りにはピッタリですよ♪
ヨーグルトドリンクの記事はこちら!
今回は想像の付きやすい身近なお花を例に挙げましたが、エディブルフラワーの種類はまだまだたくさんあります。
あなたが食べやすいと感じるお花を探してみてください!
ぜひ、食べるキレイ『エディブルフラワー』をお試しあれ♪
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