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誰からも一目置かれる素敵な女性には共通点があります。
それは、マナーを心得ていること。
毎月マナーや女性らしいエレガントな所作について、わかりやすくお伝えしてまいります。
このコラムを通して、あなたのお役に立てたら幸いです。
さあ、これであなたも今日からマナー美人!
こんにちは。マナーサロン・シンデレラの須釜崇枝です。
早いもので、もう12月ですね。
2019年は平成から令和になり、日頃あまり目にすることのない宮中晩餐会や各行事の様子をニュースで拝見する機会が多い年でしたね。
12月は何かとイベントの多い時期です。
今回は、立食パーティーのマナーについてお話します。
マナーを身につけてパーティーの華になりましょう。
パーティーにも種類がありますが、立食の場合は取り分け人との出会い、コミュニケーションの機会を多く持っていただくことを目的としている場合が多いです。
そのため、食事やドリンクを楽しむことよりも一人でも大勢の方との出会いを楽しむ場であるという気持ちで参加することが大切です。
ですので食べることに夢中になるのは、ご法度です。
立食パーティーで気をつけること
いくつか椅子が用意されている場合がありますが、椅子を陣取ってずっと座っているのもマナー違反。
椅子は、一時休憩や体調のすぐれない方、またはご年配の方などのためのものなので、基本的には立ったままで過ごしましょう。
靴はハイヒールやピンヒールよりもローヒールなどの方が疲れにくく移動もしやすいです。
また、パーティーバッグはクラッチタイプが多いですが、立食の場合は名刺交換や握手をしたり、お皿やグラスを持ったまま移動するため、ショルダータイプの方が便利です。
お皿などを置けるテーブルが近くにあるとは限りませんので、両手がふさがっていると名刺交換もスムーズにできずにチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。
check!ビュッフェスタイルのお料理のマナー
ビュッフェスタイルのお料理は、コース料理と同じように前菜からデザートの順番で並べられていますので、前菜からいただくようにします。
お料理の取り分けや食べ方について気をつけたいことをまとめます。
2. 前菜、メイン、デザートとの順番でお皿を変えてその都度取りに行きましょう。
(最初からデザートまでの全てのお料理を持ってこないこと)
3. 食べ終わったお皿とフォーク等は下げていただき、次のお料理は新しいお皿とカトラリー(フォーク等)でいただきます。
4. 一枚のお皿に欲張って盛りすぎないようにしましょう。(少量ずつ、3品から多くても4品程度)
5. ひとりで参加していたとしても、壁際で黙々と食べるのではなく積極的に話しかけるようにしましょう。
立食パーティーは人とのコミュニケーションが目的ですので、
お口いっぱいに頬張って食べるのではなく、話しかけられてもすぐに答えられるように少量ずついただくことも大切です。
また、長時間立っていると疲れてきて片足に体重をのせたりして楽な姿勢を取ろうとしがちですが、
立っている時こそ姿勢は目立ちます!
姿勢には十分に気をつけましょう。
立ち姿が綺麗だとそれだけで人目を引くものです。
立食パーティーに参加する機会がありましたら、今回のポイントをぜひ実践してみてくださいね。