こちらの記事は、tocohana lifeより抜粋しております。
tocohana lifeに関しては【こちら】をご覧ください。

誰からも一目置かれる素敵な女性には共通点があります。
それは、マナーを心得ていること。
毎月マナーや女性らしいエレガントな所作について、わかりやすくお伝えしてまいります。

このコラムを通して、あなたのお役に立てたら幸いです。
さあ、これであなたも今日からマナー美人!

こんにちは。
マナーサロン・シンデレラ株式会社代表の須釜崇枝です。
あっという間に4月ですね。この時期の季節のお花、桜は私の大好きなお花の一つです。
華やかさがあり、そして一番きれいな満開の時間は短く、あっという間にヒラヒラと散ってしまう儚さもあります。
そんな桜の人生を見ていると、潔さを感じかっこよく見えます。

名刺交換は、あなたをしってもらうプレゼンテーションの場

名刺交換は、仕事や商談の基本中の基本です。
正しい名刺交換の仕方を、あなたは知っていますか?

新入社員であれば多少の失礼は許されても、入社数年も経っていれば、エチケット違反になります。
名刺は大切なビジネスツールですので、失礼がないよう大事に扱われなくてはなりません。
先輩としてマナーを理解して新人教育にも役立ててください。


差がつく名刺交換のポイント

1.名刺の渡し方

名刺入れをお盆にして、
自分の名刺の正面を相手の方に向けて両手で持ち、
「〇〇株式会社△△部の須釜崇枝と申します」
と会社名、部署名、氏名を名乗りお渡しします。

商談のような場合は売り手から買い手へ、パーティのような同等の立場の人たちの集まりでは、年下の者から目上の方へなど、立ち場の低い方から先に名刺を渡します。
渡す際の手元も、立場の低い方がお相手の手元より低い位置になるように渡しましょう。

2.名刺の受け取り方

お相手の名刺を受け取るときは、自分の名刺をお盆にして両手で受け取ります。

同時に交換する場合は、左手で名刺入れを持ったまま自分の名刺を右手で渡し、お相手の名刺を左手で受け取ります。

名刺交換でよくやってしまう失敗が、名刺に目を向けたままお相手の目を見ずに受け渡しをしてしまうことです。
名乗るときはしっかりとお相手の目を見てご挨拶しましょう。
また、渡した後にもう一度しっかりと目を合わせて軽く微笑むと、さらに好印象を与えます。


3.席についたら

商談や会議などの場合には、席についたら席順にいただいた名刺をご自分の前に並べましょう。

お相手がいらっしゃる場所で、いただいた名刺に日付やお相手の特徴などを書き加えることは、とても失礼な行為になりますので、気を付けましょうね。

check!名刺入れ選びも重要!

最近ではキラキラしたかわいらしい名刺入れもたくさん出回っています。
ですが、ビジネスの場ではシックでシンプルな名刺入れを使うようにしましょう。
高級ブランドの名刺入れならいいのでは?と思う方もいらっしゃいますが、ブランド品なら良いというものでもありません。

場所や立場をわきまえた小物使いができてこそ、真のマナー美人です。