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誰からも一目置かれる素敵な女性には共通点があります。
それは、マナーを心得ていること。
毎月マナーや女性らしいエレガントな所作について、わかりやすくお伝えしてまいります。
このコラムを通して、あなたのお役に立てたら幸いです。
さあ、これであなたも今日からマナー美人!
こんにちは。
マナーサロン・シンデレラ株式会社 代表の須釜 崇枝です。
8月ですね。
夏休みが待ち遠しい時期です。
私の夏休みのプランですか?
ここ2、3年は何かとちょっとした予定や仕事が入り、ゆっくり夏休みを取ることができませんでした。
今年も…なのでちょっと気が早いですが、今年の冬こそはしっかりとお休みを取って、久しぶりに海外旅行に出かけたいと思っています。
今回のテーマ「エスコートとレディファースト」
「エスコートやレディファーストをスマートに受けましょう。」
スマートに受けてこそマナー美人です。
日本では残念ながらエスコートやレディファーストは、まだまだ充分に浸透していません。
とは言っても、最近の若いカップルの中には、女性の荷物やハンドバッグを代わりに持っている男性を見かけるようになりました。
エスコートやレディファーストと聞いて、どのような場面を想像しますか?
・重い荷物を持ってくれる
・ドアを開けてくれて、女性を先に通してくれる
などでしょうか。
エスコートはカップルや夫婦間だけで行われるものではありません。
「男性から女性」だけではなく、
「大人から子供」、
「体力的に強い人から弱い人(若者がご老人に対して)」等に行う
ケアがエスコートの考え方です。
私のエピソードをひとつお話します。
仕事先のシンガポールでディナーの後に
仕事相手のアメリカ人の男性が私が滞在しているホテルまで送ってくださいました。
レストランからホテルまで近かったので歩いて帰った時のことです。
オーチャード通りの歩道は、幅が4、5メートル位あり、車の危険を感じないほどです。
それにも関わらずその男性は、車道側を歩いていた私とサッと位置を変わってくださいました。
会話を続けていたので、最初は位置が逆になっていたことにしばらく気づきませんでした。
その後横断歩道を渡った後に再び私が車道側になると、またまたサっと車道側に来てくださいました。
「さすが!」と感動したのを今でも覚えています。
欧米では男性の教養と言っても良いでしょう。
そして女性の側も、それにきちんと応えることが女性の教養なのではないでしょうか。
日本人の男性は照れ屋さんが多く、慣れていない男性がほとんどです。
もしも、勇気を出してエスコートやレディファーストを申し出てくれた男性に対して、
恥ずかしいからといって「いえ結構です。」とむげに断ってしまったら、どうでしょう?
もしかしたら、それがトラウマになって「二度とするものか。」と思ってしまうかもしれませんよ(笑)。
次回エスコートやレディファーストを受ける機会があったら、ぜひ快く受けて差し上げてくださいね。
また、「男性なのだからやってくれて当然!」という態度ではなく、
「ありがとうございます。」と一言添えましょう。
もしお申し出をお断りする場合でも、「大丈夫です。」「結構です。」ではなく、
「お気持ちはありがたいのですが、大丈夫です。ありがとうございます。」という風に感謝の気持ちを伝えて差し上げてくださいね。